「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

平成19年2月20日(火) 新宿FACE


作  ジョン・キャメロン・ミッチェル
作詞・作曲  スティーヴン・トラスク
演出  鈴木勝秀
出演  山本耕史   中村中


久しぶりの歌舞伎町。
確かここにあったビルの中のディスコ(死語だわ)に
何度か来たことを思い出す。ちょっと遠い目・・・


山本耕史くんのガタイの良さにちょっと引きぎみで
鑑賞開始。演技してないみたいとも思ったけれども、
段々と引き込まれていく。
新宿という場所の雰囲気、猥雑さとか、ライブハウス
の雰囲気とかがぴったりだったのかも。
前の三上さんの時は確か日本語訳の歌詞だったように
思うんだけど、今回は英語そのままだったから、なお更
直に届くように思った。全部いい曲。


最後の1曲、歌っていたのはトミーじゃなくヘドウィグ
だと思うんだけど、鬘も取って愛する人と手を取って、
カタワレ=愛を手に入れたんだと思いたい。
何だろうね、愛って。
いつか懐かしいカタワレに会うことを夢見ていたいけど。
抱き合うだけじゃない、自分の全てを受け入れてもらい
たい。みんな永遠にそう願い続けるのかな。


それにしても、イツァークの中村中さん。
すごく惹かれる声。歌。
じっくり聞いてみたくなった。